そういう頃合

月曜から土曜まで一日おきにクラシックバレエのレッスンがあり(もちろん月曜から金曜の昼間はべつの職業がある)、これは日曜を完全に休養と定めなければものを見る目と言葉を聞く耳が弱ってしまうと痛感する。先週後半から、ヨーロッパからの通話を二人も断ってしまい、それだけ自分が近視眼的疲労に陥っているのだろうと危機感を覚える。

 

もともと、一日に、目にして存在を感じて同じ空間にいることのできる人間の数が決まっている。二十名程度の、記名性の高い人間の集まりにゆく / 相手からやってこられるともうそれで一日だめになる。知らず知らずに拾ってしまう情報量に辟易するのだろう。特に男性と話すのが苦痛で、これはかなり致命的だが苦痛は増すばかりで安らぐ要素がどこにもない。